クレーンゲームを遊んでいる時に「アームが弱くて景品が動かない!」、そんな悩みを持ったことはありませんか?
折角お金を入れて遊んだのに、全く景品が動かなかったらガッカリですよね。
しかしアームが弱くても、ゲームを攻略することが可能な場合もあります。
今回の記事では、アームが弱い時の景品の取り方、そしてアームが弱い台の見分け方まで紹介していきます!
アームの強さに頼らなくても景品を取れるって本当?
クレーンゲームのアームが弱い理由は?
そもそもなぜクレーンゲームのアームが弱いのか?皆さんはご存知ですか?
実はいくつかのやむを得ない理由があるんです。
まずはアームが弱い理由について、簡単に解説していきましょう。
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そもそも確率がまだ来ていない
まずプレイする機械が確率機の場合、そもそも確率が来ていない場合が考えられます。
クレーンゲームで3本爪を採用している機械は、高い確率で”確率機”と呼ばれる設定の可能性が高いです。
そして確率機のアームが強くなるタイミングは、大きく分けて2つあります。
- 一定の金額を使うと天井に到達して、パワーが強くなる機種。
- 10回に1回の間隔でパワーが強くなるような、周期設定の機種。
どちらにせよある程度お金を使わないとアームは強くならないんだね
ただ確率に頼らなくても、景品をゲットする方法はあります。
それは後ほど解説していきますね。
利益を確保するために設定を厳しくしている
次に考えられる可能性としては、利益を上げるため設定を厳しくしているパターンです。
クレーンゲームに投入できる景品の額は、日本アミューズメント施設営業者協会連合会で定められています。
以前は800円まででしたが、2022年に改訂され現在は原価1000円以下の景品まで、クレーンゲームの中に投入可能です。
勿論1000円で仕入れた景品を1000円で取れるようにするわけないよね?
ゲーセンも営利企業なので、利益を上げるためには原価率をあげなければいけません。
一般的にゲーセンでは原価率を、20%〜30%ほどに留めていると言われています。
よって原価1000円の景品なら、5000円ほどで取れるように設定しているということですね。
クレーンゲームの「アームが弱い」は違法?
全く景品が持ち上がらないクレーンゲームをプレイしていると、「景品が取れないなんて違法じゃないか!」と思いますよね。
しかし、ゲームセンターで景品が取れないような設定があっても、違法にはなりません。
なぜなら、クレーンゲームはあくまで「アームを動かして遊ぶことにお金を払ってる」のであって、景品の獲得を約束するものではないからです。
簡単にいうとゲームを楽しむのがメインで、景品はたまたまもらえるオマケというスタンスになっています。
しかし、景品が取れないような設定を作っても、店側には得はありません。
今の時代、景品が取れないような設定があれば、一瞬でSNSに悪評が広がるからです。
そのため、店としてはある程度利益を確保すれば、お客さんに楽しんで帰ってもらうため、設定をやさしくすることもあります。
逆にアームの力を極端に弱くするようなお店には注意が必要だね。
クレーンゲームの「アームが弱い台」の見分け方は?
ここからはアームが弱い台の見分け方について解説していきます。
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右アームと左アームの距離を確認する
まず確認すべきは左アームと右アームの距離です。
基本的にアームが閉じているとき、右のアームと左のアームが離れている台は、パワーは弱くなっています。
仮にパワーを強く設定していたとしても、アームに幅があると持ち上げようとした時に景品がすり抜けやすいのです。
意外と見落としがちですが、アームの幅で景品の挙動は全く変わるので注意です。
爪の角度を確認する
次に確認すべきは爪の角度です。
基本的に爪の角度が直角に近いほど、アームが強く景品を持ち上げやすくなっています。
逆に爪が浅いと持ち上げるのはおろか、景品を撫でるだけのような挙動をすることもあるでしょう。
パワーが十分にあるなら爪が浅くても動かすことが出来るよ
アームがグラグラ揺れていないか確認する
プレイした際にアームがグラグラ揺れている台も注意が必要です。
アームがグラグラしているということは、景品を持ち上げる時もアームが揺れすり抜ける可能性が高いということです。
仮に設定でアームのパワーを上げていても、それでは意味がありません。
他の人のプレイを観察してアームの状態を確認するのも大事だね
結論!景品が持ち上がって動かせるなら問題ない
ここまでアームの弱い台を見極める方法について解説してきました。
しかし、弱い台を避けるべきとは言っても、逆にパワーが入っている台が狙い目というわけでもありません。
むしろパワーがありすぎると、景品を狙って動かすのが難しくなってしまいます。
そのため、景品を持ち上げて動かし、獲得口へ寄せていける最低限のパワーさえあれば十分です。
最低限のパワーさえあれば後はテクニックが物を言うのね
クレーンゲームの「アームが弱い台」の攻略法
ここからはアームが弱い台でも、景品を獲得出来る方法を解説していきます。
これさえマスターすれば、アームが弱い台にお金を吸われ、泣き寝入りすることもないでしょう。
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三本爪|タグに引っ掛けて落とす
3本爪の確率機では、景品のタグに爪を引っ掛けるのが効果的です。
特に爪にシリコンがついている台なら、有効になる方法となっています。
なぜなら、シリコン部分があると、タグに爪を引っ掛かけ持ち上げても、すり抜けることなく獲得口まで持ってきてくれるからです。
ただし降下する時にアームが回転する機種はタグを狙いにくいから注意が必要!
直取り|ずらして落とす
直取り設定なら、景品を獲得口まで地道にずらしていく方法が効果的です。
景品をしっかり掴むのではなく、あえて端を掴むことで動かしたい方向へずらしていくのがポイントになります。
ただし、獲得口を阻むシールドが高いと、この手段は使えないのでプレイを避けるのが賢明です。
橋渡し|景品の形状にあった方法で獲得する
フィギュアなどの箱物でよく見られる橋渡し設定なら、景品の形状にあったアプローチを覚えておくのが重要になります。
一般的に縦ハメや、横ハメと言われる方法ですね。
リング|リングのタイプに合った取り方をする
リングを動かす設定では、リングの種類によって取り方が変わってきます。
例えばDリングなら、棒に引っかかったリングを押してズラしていく設定が多く見られます。
Oリングは景品本体にリングを設置し、リングの輪にアームを通して動かす設定が一般的です。
どちらにせよ狙った位置にアームを動かせる実力が必要だね
バウンド|景品を飛ばす方向を考える
ボールを利用したバウンド台なら、景品を飛ばす方向を意識するのが重要です。
バウンド台は運要素が強いと思われがちですが、実はそうではありません。
景品の掴む場所を意識することで、ボールに落とした時狙った方向へバウンドするように、調整することが可能です。
景品を浅めに掴む、右に寄せ掴む、それだけでバウンドした時の挙動が変わります。
景品をボールの真上から落とすのか、少し左右にズレたところで落とすのか意識しておくのが大事!
クレーンゲームの「アームが弱い台」に関するまとめ
アームが弱い台に関する内容を簡単にまとめます。
- アームが弱いのは利益追求など様々な理由がある
- アームが弱くても違法ではない
- アームの弱さを見抜くには爪の角度や右アームと左アームの幅に注目
- アームが弱くても景品を獲得する方法はある!
アームが弱い台と聞くと敬遠されがちですが、アームが弱いなりの攻略方法も存在します。
それにアームが強くても、強すぎて景品が暴れるような設定では、獲得は困難になるでしょう。
大事なのは、景品を最低限動かせるパワーと、狙ったところへアームを動かせるテクニックということです。